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京都府立植物園(2月中旬)の様子
久しぶりに京都府立植物園の早春の植物の様子を楽しみに出かけました。
春を待つ植物生態園や梅林や早春の園芸種では、それぞれに小さな開花を始めていました。
園内を一回りして目に止まった花々の開花や樹木の様子を載せてみました。
なを、それぞれの「花名」の詳細は別途図鑑にリンクしていますので参考にしてください。

植物生態園では、今年も可愛い早春の山野草が咲き始めていました。
バイカオウレン(梅花黄蓮):キンポウゲ科オウレン属:多年草
(その花の様子が梅の花に似ていることから)
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セリバオウレン(芹葉黄蓮):キンポウゲ科オウレン属:多年草
(葉っぱの形がセリに似ていることからとか。また閃光花火のような開花の様子も可愛らしい)
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セツブンソウ(節分草):キンポウゲ科セツブンソウ属:多年草
(例年、節分のころに咲き出すことから)
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フクジュソウ(福寿草):キンポウゲ科フクジュソウ属:多年草
(少し開花が始まっていましたが、花弁が痛んでいましたので、敢えて蕾の様子を載せます)
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梅林では開花が始まったばかりですが、ロウバイやソシンロウバイは満開になっていました。
紅梅の開花の様子です。
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ロウバイ(ウンナン)の開花の様子です。
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ソシンロウバイの開花の様子です。
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梅林のとなりにある「なからぎの森」に「連理の枝」があると同園HPに載っていましたので見に行きました。
なからぎの森にある水車小屋がリニューアルされていました。
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少し歩くと池と「連理の枝」へ続く小橋があります。
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その小橋を渡った、たもとに「連理の枝(れんりのえだ)」の木があります。
「連理の枝」とは(同園HPより)
源氏物語の第1帖「桐壺」などでは女性と男性が永久に仲良く愛し合うことを表すものとして、中国唐代の詩人白居易の詩「長恨歌」
にある『連理の枝』を念頭においた表現が用いられています。異なる木の枝と枝が、くっついた様子を、愛し合っていく者の姿にかさねたものです。
下の写真がその『連理の枝』です。
モミ(右)の木とムクノキ(左)の枝が高さ5m足らずのところで交差してくっついています。
かなり太く、枝というより幹がくっついているという方がふさわしいです。
単に交差しているのではなく、一心同体という状況で、無理にはがすと人でありましたら生皮を剥がすような痛みを
訴えるのではないかと思われるくっつきかたです。
可憐というより、たくましく強固な意志を感じさせさえするこの『連理の枝』はなからぎの森の北北東にかかる石橋の中間にある島にあります。
一本の根元からモミ(右)の木とムクノキ(左)が生えています。
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上部では枝というより幹がくっついている。
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園内の宿根草ヤードでは、早くもスノードロップ(ヒガンバナ科ガランサス属:宿根草)が開花を始めていました。
(その可憐な開花の姿を「雪のしずく」に見立てたのでしょう。和名は待雪草ともいう。)
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おまけ・・・。
いつも利用しています京阪出町柳駅までのダブルデッキカーを撮ってきました。
(京都三大祭の一つ「時代祭」の行列が細かに描かれている。車体の左右ではイラストが異なっている。)

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by poron_55 | 2009-02-14 10:07 | その他公園・植物園
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