11月も上旬・・・関西はこのところの暖かさで木々の色付きも足どまりの様子です。
先日、秋色探しに宇治市植物公園の様子を楽しんできました。 それでも段々に落葉樹の先発組の紅葉も進んできたように感じました。 宇治市植物公園といえば、人気の「花のタペストリー」の絵柄が変わっていました。 現在は公募絵柄から「月のうさぎ」をイメージして植物プランターで飾られていました。 園内散策での秋色探しは少し変化していました。 特長ある葉っぱのハウチワカエデ(羽団扇楓)(:カエデ科カエデ属:4~5月開花:落葉高木)は少し黄色に変化していました。 (右端はイタヤカエデです。) 色付きが早いハナノキ(花の木)(:カエデ科カエデ属:4月頃開花:落葉高木)も少し赤くなっていました。 開花中の樹木では、ヒイラギ(柊)(:モクセイ科モクセイ属:11月開花:常緑小高木)が咲き出していました。 樹木の実ではオトコヨウゾメ(:スイカズラ科ガマズミ属:5~6月開花:落葉低木)は紅葉も赤い実も出来ていました。 マユミ(真弓)(:ニシキギ科ニシキギ属:5~6月開花:落葉低木~高木)は種は弾けていませんが、仮被種はピンクになっていました。 この植物園では、例年この時期に全国の野菊を集めて開花させています。 すでに咲き終わりのものやこれから開花のものがありますが、以下は目についた旬の開花野菊です。 (いずれもキク科キク属:9~11月開花:多年草です。) 白花系ではイワギク(岩菊) 日本のほか朝鮮、中国、シベリアなどの山中の岩場に生える多年草。日本では北海道から九州まで点々と隔離分布する。 ホソバコンギク(細葉紺菊) ノコンギクの亜種。別名コジオン。本州、四国、九州の谷川のほとりに多く生える 。 黄花系ではイソギク(磯菊) 海岸の岩石地や崖などに群生する。葉っぱの裏面には銀白色の毛が密生する。 頭花は普通舌状花はなく筒状花からできている。 ニジガハマギク(虹ケ浜菊) 山口県光市の虹ケ浜海岸に自生する。 ノジギクとサンインギクの自然交雑種。 シマカンギク(島寒菊)(ハマカンギク・アブラギク) 近畿以西から四国、九州まで分布。山地や山ろくの日当たりの良いところに自生。 丁度、こちらの公園でも菊花展も催されていました。
by poron_55
| 2009-11-07 18:17
| その他公園・植物園
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