このところの陽気で一気に公園のスモモ園が華やかになってきました。
沢山のベニバスモモやアーモンドの花が一気に開花を始めました。 ベニバスモモ(紅葉李):落葉小高木 科目・属:バラ科サクラ属 学名:Prunus cerasifera var. atropurpurea 原産:西南アジア 別名:アカバザクラ 花期・果期:3~4月・6~7月 撮影:山田池公園(2008/03、2007/06) 観賞用に改良されたバラ科落葉小高木。西南アジア、コーカサスに分布するミロバランスモモ(P.cerasifela ) と野生のスモモの雑種と考えられている。 サクラの開花時期と重なり、淡桃色の小さな花が多数つき、萼は赤紫色で美しい。葉は新葉から紫紅色となり次第に深みを増し、葉も楽しめる。 実はサクラより大きく、紅紫色に熟したものは食用になる。 用途:庭木、公園樹 分布:西南アジア原産 花木園の最上部にありますベニバスモモが開きだすと、周辺の雰囲気が一気に華やかになります。 (既にオリジナル画像は縮小されています。画像の上をクリックしてご覧ください。) そのベニバスモモの下ではスイセンも満開・・・昨日の遊歩道の風景です。 参考:初夏を迎えると丸い実が鈴なりとなります。(自然落下前に撮影したもの) アーモンド:落葉高木 科目・属:バラ科サクラ属 学名:Prunus dulcis 原産:アジア西南部 花期・果期:3~4月・7~8月 撮影:山田池公園(2008/03、2007/05) 原産はアジア西南部。現在では南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで栽培されており、アメリカカリフォルニア州が最大の産地である。 日本では小豆島などで栽培されている。3~4月にかけてサクラに良く似た花をつけ、7~8月に実が熟する。 モモやウメの近縁種だが果肉は薄く、食用にならない。果肉と種子の殻を取り除いた仁(生アーモンド)をロースト、もしくはフライして食用とする。 そのまま塩味をつけて食べるほか、スライスしたり粉末にしたものを料理や菓子の材料にする。 用途:庭木、公園樹 分布:アジア西南部 花弁は大形で花色は淡いピンクです。(昨日撮影) 参考:花後の6月初旬の楕円形の実の様子です。
by poron_55
| 2008-03-25 09:00
| 植物図鑑・樹木種
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