山田池公園で現在咲き出しています樹木の花々。
公園では新緑とともに多くの樹木が花を付けてきます。
今月に入って(5/1~9)開花しました樹木・・・その中からいくつかをご紹介いたします。

大きなトチノキの枝先に多くの花が満開になっています。
トチノキ(栃の木):トチノキ科トチノキ属(5月開花)
山地に生え、大きいものは高さ35m、直径4mになる。樹冠は広円形。樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
冬芽は多数の麟片に包まれ、樹脂をだしてよく粘る。葉は大型の掌状複葉で対生する。
小葉は5~7個あり、長さ15~40cmの倒卵状長楕円形で、ふちに鋭い重鋸歯がある。
裏面には赤褐色の軟毛がある。5月頃、枝先に長さ15~20cmの大きな円錐花序を直立し、雄花と両性花をつける。
花弁は4個あり、白色で基部はやや紅色を帯びる。雄蕊は7個。雌蕊は1個で、雄花では退化している。
蒴果は直径4cmの倒円錐形。種子は光沢のある赤褐色で、すりつぶしてトチ餅などをつくる。
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昨年の8月にはもう大きな実(蒴果)がなっていました。
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ヒトツバタゴの木の白花が満開になっています。
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ):モクセイ科ヒトツバタゴ属(5月開花)
日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する珍木のひとつ。大きなものは高さ25~30mにもなる。樹皮は灰褐色。
葉は対生し、長さ4~10cmの長楕円形。5月、本年枝の先の円錐花序に白い花を多数つける。雌雄異株。
花冠は4深裂し、裂片は長さ1.5~2cmの線形。果実は長さ約1cmの楕円形で黒く熟す。
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鞘豆が出来る黄花のキングサリの木も開花しています。
キングサリ(金鎖):マメ科キングサリ属(5~6月開花)
日本には明治初期に渡来した。高さは5~8mになる。葉は3出複葉。小葉は長さ3~8cmの楕円形または倒卵形で、ふちは全縁。
裏面は有毛。5~6月、長さ2cmで黄色の蝶形花を総状につける。豆科は線形で軟毛がある。有毒植物。
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同じマメ科で鞘豆が出来るハリエンジュ(針槐)の白花も咲き出しています。
ハリエンジュ(ニセアカシア):マメ科ハリエンジュ属(5~6月開花)
日本には明治初期に渡来した。各地に広く植えられ、また野生化している。
高さは約15mになり、樹皮は縦に裂ける。托葉はしばしば鋭い刺(トゲ)となって残り、冬芽はこの刺の中央の葉痕(ようこん)に隠れている。
葉は長さ12~25cmの奇数羽状複葉。小葉は3~9対あり、長さ2~5cmの楕円形で先端はわずかにへこみ、微突起がある。
5~6月、本年枝の葉のわきに長さ10~15cmの総状花序を垂らし、長さ1.8~2cmで芳香のある白い蝶形花を開く。
萼は鐘形で浅く5裂する。豆果は長さ5~10cmの線状長楕円形。種子は4~7個あり、直径5~6mmの平らな腎形で黒褐色。
最近の公園では刺のない「トゲナシ・ハリエンジュ(ニセアカシア)」も多く植えられるようになってきました。
アカシア(ギンヨウアカイシアやフサアカシア)が渡来するまでは、このハリエンジュをアカシアと名付けられていました。
アカシアハチミツはこの花から採れます。また多くのアカシアの花を歌ったのもこの木でした。(白秋の「この道」、西田佐知子の「アカシアの雨がやむ時」など)
開花の様子(楕円内は刺(トゲ)部分です)
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パンドレア・パンドラナ:ノウゼンカズラ科パンドレア属(4~5月開花)
常緑のつる性低木で葉は対生し、奇数羽状複葉。花は漏斗状で、枝の先に円錐花序を咲かせる。
オーストラリア原産で鶴見緑地の「花博覧会」後にこちらの公園へ移植されたものです。
垣根に沿って横に伸びている様子です。画像をクリックしてオリジナル画像でご覧ください。
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4月のナツグミに次いでアキグミが咲き出してきました。
アキグミ(秋茱萸):グミ科グミ属(4~5月開花)
日当たりのよい川原や原野に群生することが多い。よく枝分かれして高さ2~3mになる。若枝は灰白色の麟片におおわれる。
葉は互生し、長さ4~8cmの長楕円状披針形でふちは全縁。葉の裏面と葉柄には白い麟片が密生する。
4~5月、葉脇に白い花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7mmの筒型で白い麟片におおわれ、はじめは白いが、のち黄色に変わる。
果実は直径6~8mmの球形で10~11月に赤く熟し、やや渋いが、食べられる。グミの仲間は全体に麟片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。
筒状の萼の先端が4裂して花弁のようにみえる。雄蕊は4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。
雌蕊は1個で、子房は萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。
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秋にはこのような果実がなります。
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開花とともにバナナの香りが漂っていますカラタネオガタマの花です。
カラタネオガタマ(唐種招霊):モクレン科オガタマノキ属(5~6月開花)
江戸時代中期に渡来し、暖地の神社や庭に植えられる。高さ3~5mになり、若枝や葉柄に褐色の毛が多い。
葉は長さ4~8cmの楕円形または長楕円形で、ふちがやや波うつ。表面は濃緑色で光沢がある。5~6月、直径約3cmでバナナのような香りの花が咲く。
花弁と萼片はともに黄白色でふちは紅色を帯び、内側に紫紅色のぼかしがある。
袋果は10~11月に熟して裂け、赤い種子をだす。中国名は含笑花。
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by poron_55 | 2008-05-13 10:27 | ┃┣山田池公園
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