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山田池公園の花菖蒲・今年も咲き出しました。
山田池公園の花菖蒲園は毎年5月25日~6月25日までの、1ヶ月間開園されます。
25年来、見慣れた園内も今年は大幅改装され、どうにか今月25日の開園に間にあったようです。
花菖蒲を真近かで楽しめる八ツ橋の更新、園路の整備、ちょっと一息の東屋の新設、最上段には棚田(未整備)も整備されました。
見頃は来月中旬となりますが、今回は早くもここ2~3日で開花しました早咲き種の花菖蒲の一部分をご紹介いたします。
花菖蒲園全体の様子は次回掲載時(満開の様子)でご紹介いたします。

花菖蒲:科目・属:アヤメ科アヤメ属:学名:Iris ensata cv.:5下旬~6月下旬開花
ノハナショウブ(Iris ensata var.spontanea)から改良された園芸種。江戸中期に園芸化がはじまり、江戸系、肥後系、伊勢系と、
近年育成されたキショウブ(Iris pseudacorus)との種間雑種の黄色品種、花被片の丈夫な外国育成品種品種などがある。
花形は、外花被のみ大きくなり内花被のあまり発達しない三英咲き、内、外花被ともに発達した六英咲きと、玉咲き、爪咲きなどの変化咲きがある。
主として江戸系は庭園用に、肥後系と伊勢系は鉢物用に育成され、肥後は六英、伊勢は三英咲きを主とする。
丈夫でより色彩の豊かな大輪が求められている。
花色は紫、藤、紅茶、ピンク、白、さらにこれらの絞り、ぼかし、覆輪、斑、筋や、半八重、八重、花被片の宿み、波打ち、下垂などがある。

初鏡(はつかがみ):江戸系
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桃霞(ももがすみ):江戸系
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辰野(たつの):江戸系
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初紅(はつくれない):江戸系
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桜獅子(さくらじし):伊勢系
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播磨の乙女(はりまのおとめ):江戸系
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揖保川(いぼがわ):江戸系
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揚羽(あげは):江戸系
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古照田(こてるた):江戸(古花)系
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by poron_55 | 2008-05-31 10:02 | ┃┣園芸種
京都府立植物園・5月下旬の花々です。
桜の季節以来、久しぶりに京都府立植物園を楽しみました。
初夏を思わせます陽気の中を散策、植物園はすっかり新緑から深緑へと変化をしていました。
今回は園内の全てを散策・・・その中で特に印象に残った植物をご紹介いたします。
(参考までに今年4月の府立植物園の生態園と桜の様子をTBしておきます)

植物園正門へのケヤキ並木の様子です。
緑濃くなったケヤキ並木を3D(立体視:交差法)で、その奥行感をご覧ください。
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京都植物園のHPに「宝石の塔」が何箇所で見頃になっているという情報・・・昨年まで開花のタイミングが合わなかった花でした。
観覧温室前の庭園に咲き出していました。
エキウム・ウィルドプレティ:ムラサキ科(5~6月開花)
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薔薇園横のヒマラヤスギの前でも咲いていました。
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その花の様子です。小さな無数の花の集まりです。
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北山門のワイルドガーデンでも開花していました。
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春薔薇園の様子です。少し咲き終りに入っていました。
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洋風庭園ではアリウム・ギガンテウム:ユリ科アリウム属(5~6月開花)が満開でした。
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アツバ・キミガヨラン:リュウゼツラン科(5~6月開花)も満開でした。
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花菖蒲園は咲き始めでしたが、少しだけ。
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有用植物園ではウツボグサ:シソ科ウツボグサ属(5~6月開花)は満開でした。
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ゼニアオイ:アオイ科ゼニアオイ属(5~6月開花)も満開でした。
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レダマ:マメ科スパルティウム属(5~6月開花)
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紫陽花園ではキソケイ:モクセイ科ソケイ属(5~7月開花)も満開でした。
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by poron_55 | 2008-05-28 10:04 | ┃┣その他公園・植物園
山田池公園の各花壇で5月末に咲いています園芸花
公園の各花壇では各種園芸花が次々に開花しています。
今日は、ここ2~3日に公園花壇で撮りました園芸花の一部をご紹介いたします。
画像はいずれも開花全体の様子とその花の部分です。

ニゲラ:キンポウゲ科ニゲラ(クロタネソウ)属(5~6月開花)
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シュッコン・バーベナ:クマツヅラ科クマツヅラ(バーベナ)属(5~10月開花)
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ツルバキア・ビオラセア:ユリ科ツルバキア属(5~10月開花)
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カモミール:キク科マトリカリア(シカギク)属(5~7月開花)
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メキシコ・マンネングサ:ベンケイソウ科キリンソウ属(5~7月開花)
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コンボルブルス・サバティウス:ヒルガオ科コンボルブルス(セイヨウヒルガオ)属(4~7月開花)
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ルピナス:マメ科ルピナス(ハウチワマメ)属(5~8月開花)
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モモバギキョウ(青と白):キキョウ科カンパニュラ(ホタルブクロ)属(5~8月開花)
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by poron_55 | 2008-05-25 10:04 | ┃┣山田池公園
山田池公園のスイレン池とコウホネ池
山田池公園の水生花園では多くの湿性植物が見られます。
今回は水生花園の中で現在開花中のスイレン池とコウホネ池の様子を紹介いたします。
いずれの池も冬の間、水中で養分を蓄えてこの時期に水面へ葉っぱや花をのぞかせます。

温帯性スイレン:スイレン科スイレン属(5~9月開花)
世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約40種ある水生植物。葉は長い葉柄を持ち水面に浮く。円形、楕円形で全縁、大型と小型がある。
スイレンには耐寒性のある温帯性品種とそれのない熱帯性品種がある。
温帯性品種の葉は丸く全縁、水面に浮くが、熱帯性品種は葉は広楕円形、葉縁に欠刻が強く葉柄が長く水面から突き出す。
花も温帯性品種は水面に浮き、熱帯性品種は長い花柄を持ち水面から出る。
日本にはヒツジグサがあり、観賞用に若干栽培されるが、現代品種の親にはなっていないという。
現代品種は、ヨーロッパ原産のニンファエア・アルバが、同属のオドラタなどと交配され、できあがったという。

こちらのスイレン池では例年、4品種ほどのスイレン(いずれも温帯性)が開花します。
この池では増えすぎるスイレンの地下茎を冬の間に間引きをして開花調整をしています。

スイレン池全体と吊り橋の風景(1)
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スイレン池全体と吊り橋の風景(2)
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白色のスイレン(アルバ)の開花
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赤色のスイレン(アトラクション)の開花
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ピンク色のスイレン(ローズアレイ)とアルバの開花
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黄色のスイレン(アリアケ)も咲き出します。
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今回はスイレン池の様子をステレオ写真にして見ましたのでその奥行感をお楽しみください。
(いずれも裸眼視の交差法です。画像をクリックしてオリジナル画像でご覧ください)
スイレン池と吊り橋の風景
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水面に開花したアトラクションです。
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More(コウホネの開花風景です)
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by poron_55 | 2008-05-22 09:13 | ┃┣山田池公園
マユミ(真弓)
マユミ(真弓):落葉低木~高木
科目・属:ニシキギ科ニシキギ属
学名:Euonymus sieboldianus
花期・果期:5~6月・10~12月
撮影:山田池公園(2008/05・2007/01)
 用途:庭木、公園樹、盆栽、小箱、玩具、櫛
 分布:北、本、四、九(屋久島まで)、南千島、サハリン、朝鮮南部、中国

山野に生え、高さは普通3~5m、大きいものは15mに達する。樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。
若枝は緑色で白いすじのあるものが多い。葉は長さ5~15cmの楕円形または倒卵状楕円形で先は鋭くとがり、
ふちには細かい鋸歯がある。裏面は淡緑色で、脈が目立つ。
5~6月、本年枝の基部から長さ3~6cmの柄のある集散花序を出し、直径約8mmの淡緑色の花をまばらに開く。雌雄異株。
花弁と萼片は4個。雄蕊は4個あり、雄花では花糸が長く、雌花では短い。葯は黒紫色~暗紫色。
蒴果は長さ、幅とも8~10mmの四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。
葉が両面とも無毛のものをカンサイマユミ、裏面の脈上に毛状突起や毛があるものをカントウマユミ(ユモトマユミ)として区別することもある。

全体に雄花が咲いた様子です。(通常雌花より7~10日ほど早く開く。)
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雄花です。(花糸が長く、花柱が短い。)
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雌花です。(花糸が短く、花柱が長い。)
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果実の様子です。
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by poron_55 | 2008-05-20 22:27 | ┃┣樹木種
大きな山田池を背景にした最近の花々
山田池公園の北側は多くの自然を残した緑豊かな公園ですが、その中心部分には大きな山田池(約10ha)があるのが特徴です。
その池の廻りを一周2.6kmの遊歩道・・・岸辺に咲く花・歩道脇にある木々の花々を四季折々に楽しめます。
しかも散歩中、殆どの場所から大きな山田池を眺めることができます。
そこで今回は、ここ2~3日の散歩で見ました池を背景にした植物の花々をご紹介いたします。

つつじの季節がほぼ終わり、現在はサツキ(ツツジ科ツツジ属:5~7月開花)の季節になっています。
観月提から見たサツキの開花と山田池(遠くに浮見堂が見えます)の風景です。
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同じくサツキと山田池(サツキの背部の大木はセンダンノキ(現在開花中です)
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サツキの大写しと山田池
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キショウブ(アヤメ科アヤメ属:5~6月開花)の咲く水辺広場から見た浮見堂と山田池
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花菖蒲園遊歩道から見たトキワサンザシ(ピラカンサ:バラ科トキワサンザシ属:5~6月開花)と山田池
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展望台下の歩道脇に咲いたカモミール(キク科マトリカリア属:5~7月開花)と池(背部の大木はクスノキで現在小さな花を開花中です)
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浮見堂への歩道脇の池畔にはクロマツ(マツ科マツ属:4~5月開花)とサツキの開花が見られます。
(楕円内の細長い穂状の先端部の赤いのが雌花、その根元には雄花があります)
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山田池を見下ろす展望台中腹には大きなハゼノキ(ウルシ科ウルシ属:5~6月開花)が開花を始めました。
(楕円内はその地味な小さな花です)
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by poron_55 | 2008-05-19 10:42 | ┃┣山田池公園
鶴見緑地(大阪花博覧会記念公園)の薔薇園に出かけました。
今年の春薔薇は鶴見緑地公園の薔薇園を楽しみました。
あまりにも好天だったので、少し遅かな・・・と思いながら出かけました。
既に咲き終りの薔薇もありましたが、見ごろの品種もあって十分に楽しむことができました。
それでも、花撮りにはあいにくの快晴でしたが・・・その華やかな様子をご覧ください。

好天の下、賑わっていました薔薇園の様子です。
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薔薇園の様子と風車(風車の丘)。
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薔薇園内の噴水と風車の様子です。
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黄色の「フリージア」と休憩所の様子。
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白い「アイスバーグ」の様子です。
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垣根に沿わした赤い「カクテル」の様子です。
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野ばら系統のピンクの薔薇です。
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2品種の薔薇で作った薔薇アーチです。
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More(見ごろだった品種を8枚です。)
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by poron_55 | 2008-05-16 09:22 | ┃┣その他公園・植物園
山田池公園で現在咲き出しています樹木の花々。
公園では新緑とともに多くの樹木が花を付けてきます。
今月に入って(5/1~9)開花しました樹木・・・その中からいくつかをご紹介いたします。

大きなトチノキの枝先に多くの花が満開になっています。
トチノキ(栃の木):トチノキ科トチノキ属(5月開花)
山地に生え、大きいものは高さ35m、直径4mになる。樹冠は広円形。樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
冬芽は多数の麟片に包まれ、樹脂をだしてよく粘る。葉は大型の掌状複葉で対生する。
小葉は5~7個あり、長さ15~40cmの倒卵状長楕円形で、ふちに鋭い重鋸歯がある。
裏面には赤褐色の軟毛がある。5月頃、枝先に長さ15~20cmの大きな円錐花序を直立し、雄花と両性花をつける。
花弁は4個あり、白色で基部はやや紅色を帯びる。雄蕊は7個。雌蕊は1個で、雄花では退化している。
蒴果は直径4cmの倒円錐形。種子は光沢のある赤褐色で、すりつぶしてトチ餅などをつくる。
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昨年の8月にはもう大きな実(蒴果)がなっていました。
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ヒトツバタゴの木の白花が満開になっています。
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ):モクセイ科ヒトツバタゴ属(5月開花)
日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する珍木のひとつ。大きなものは高さ25~30mにもなる。樹皮は灰褐色。
葉は対生し、長さ4~10cmの長楕円形。5月、本年枝の先の円錐花序に白い花を多数つける。雌雄異株。
花冠は4深裂し、裂片は長さ1.5~2cmの線形。果実は長さ約1cmの楕円形で黒く熟す。
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鞘豆が出来る黄花のキングサリの木も開花しています。
キングサリ(金鎖):マメ科キングサリ属(5~6月開花)
日本には明治初期に渡来した。高さは5~8mになる。葉は3出複葉。小葉は長さ3~8cmの楕円形または倒卵形で、ふちは全縁。
裏面は有毛。5~6月、長さ2cmで黄色の蝶形花を総状につける。豆科は線形で軟毛がある。有毒植物。
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同じマメ科で鞘豆が出来るハリエンジュ(針槐)の白花も咲き出しています。
ハリエンジュ(ニセアカシア):マメ科ハリエンジュ属(5~6月開花)
日本には明治初期に渡来した。各地に広く植えられ、また野生化している。
高さは約15mになり、樹皮は縦に裂ける。托葉はしばしば鋭い刺(トゲ)となって残り、冬芽はこの刺の中央の葉痕(ようこん)に隠れている。
葉は長さ12~25cmの奇数羽状複葉。小葉は3~9対あり、長さ2~5cmの楕円形で先端はわずかにへこみ、微突起がある。
5~6月、本年枝の葉のわきに長さ10~15cmの総状花序を垂らし、長さ1.8~2cmで芳香のある白い蝶形花を開く。
萼は鐘形で浅く5裂する。豆果は長さ5~10cmの線状長楕円形。種子は4~7個あり、直径5~6mmの平らな腎形で黒褐色。
最近の公園では刺のない「トゲナシ・ハリエンジュ(ニセアカシア)」も多く植えられるようになってきました。
アカシア(ギンヨウアカイシアやフサアカシア)が渡来するまでは、このハリエンジュをアカシアと名付けられていました。
アカシアハチミツはこの花から採れます。また多くのアカシアの花を歌ったのもこの木でした。(白秋の「この道」、西田佐知子の「アカシアの雨がやむ時」など)
開花の様子(楕円内は刺(トゲ)部分です)
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パンドレア・パンドラナ:ノウゼンカズラ科パンドレア属(4~5月開花)
常緑のつる性低木で葉は対生し、奇数羽状複葉。花は漏斗状で、枝の先に円錐花序を咲かせる。
オーストラリア原産で鶴見緑地の「花博覧会」後にこちらの公園へ移植されたものです。
垣根に沿って横に伸びている様子です。画像をクリックしてオリジナル画像でご覧ください。
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4月のナツグミに次いでアキグミが咲き出してきました。
アキグミ(秋茱萸):グミ科グミ属(4~5月開花)
日当たりのよい川原や原野に群生することが多い。よく枝分かれして高さ2~3mになる。若枝は灰白色の麟片におおわれる。
葉は互生し、長さ4~8cmの長楕円状披針形でふちは全縁。葉の裏面と葉柄には白い麟片が密生する。
4~5月、葉脇に白い花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7mmの筒型で白い麟片におおわれ、はじめは白いが、のち黄色に変わる。
果実は直径6~8mmの球形で10~11月に赤く熟し、やや渋いが、食べられる。グミの仲間は全体に麟片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。
筒状の萼の先端が4裂して花弁のようにみえる。雄蕊は4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。
雌蕊は1個で、子房は萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。
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秋にはこのような果実がなります。
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開花とともにバナナの香りが漂っていますカラタネオガタマの花です。
カラタネオガタマ(唐種招霊):モクレン科オガタマノキ属(5~6月開花)
江戸時代中期に渡来し、暖地の神社や庭に植えられる。高さ3~5mになり、若枝や葉柄に褐色の毛が多い。
葉は長さ4~8cmの楕円形または長楕円形で、ふちがやや波うつ。表面は濃緑色で光沢がある。5~6月、直径約3cmでバナナのような香りの花が咲く。
花弁と萼片はともに黄白色でふちは紅色を帯び、内側に紫紅色のぼかしがある。
袋果は10~11月に熟して裂け、赤い種子をだす。中国名は含笑花。
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by poron_55 | 2008-05-13 10:27 | ┃┣山田池公園
山田池公園ではアヤメの仲間が咲き出してきました。
山田池公園の湿地では半野生化している、いろんなアヤメ科の仲間が咲き出してきました。
例年、この時期になると咲き出す逞しい多年草の花々です。

大きな山田池の岸辺のいたるところで、キショウブ(黄菖蒲)(アヤメ科アヤメ属:5~6月開花)が咲き出しています。
明治の中ごろ渡来し栽培されているが、非常に強健なので、現在では各地の水田の溝や池畔、湿地などに繁殖し、あたかも自生のように見える。
根茎はよく発達し、大きな株をつくる。葉は長さ60~100cm、幅2~3cmの長い剣状で、中脈が隆起して目立つ。
葉の間から花茎をだし、鮮黄色の美しい花を開く。花の下に大形の2つの苞がある。外花被片3個は広卵形大きく、先が垂れ、爪部には褐色のすじがある。
内花被片は3個あり、長楕円形で小さく、直立する。葯は褐紫色。蒴果は三角柱状楕円形で、熟すと3裂し、褐色で半球状の種子を多数だす。
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水生花園の小川でも例年、カキツバタ(杜若)(アヤメ科アヤメ属:5月開花)が咲き出してきます。
シベリア、中国、朝鮮半島、本州中部以北の日本に分布する。外花被片にひげ状の突起のない根茎アイリスの1種。
日当たりを好み、池沼や小川の浅瀬に生える。葉は広い剣状線形で、長さ40~80cm、幅2~3cmで、中肋は隆起しない。
茎は高さ50~70cmで、分枝せず頂端に3花をつける。花は径10cmを越え、紫色で外花被片の基部から中央にかけ白い線がある。
園芸品種の花色は白、桃、青、紫、紅と縁どり、斑点、ぼかしがある。そのほかにフイリカキツバタもある。
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同じくカキツバタの園芸種で「ぬれさぎ」が咲き出しています。
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同じく水生花園の小川の湿地ではアヤメ(アヤメ科アヤメ属:5~7月開花)が咲きだしています。
山野に生える多年草。花茎は緑色だが、根元は赤紫色を帯び、葉の間から直立して高さ30~60cmになる。
葉は長さ30~50cm、幅5~10mmの剣状で、、中脈は目立たない。花は紫色で径7~8cmあり、2~3個が次々に咲く。
外花被片は3個は広倒卵形で平開し、舷部は円形、基部は急にせばまって爪状となり、黄色と紫色の虎斑(とらふ)模様がある。
内花被片3個は楕円状倒披針形で細く直立する。雄蕊は3個。花糸は平たく、外側に湾曲する。葯は暗紫色で縦に裂ける。
花柱の先は2深裂し、裂片には鋸歯がある。蒴果は3稜柱形で質がかたく、長さ3.5~4.5cmあり、頂部は裂開して褐色の種子をだす。
和名は文目(あやめ)の意味で、外花被の基部に稜になった目があることからつけられたという。
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同じく水生花園の小川でノハナショウブ(野花菖蒲)(アヤメ科アヤメ属:5~7月開花)が咲き出してきます。
山野の草原や湿原に生える多年草。茎は直立し、50~120cmになる。葉は互生して2列につく。
葉身は剣状で長さ20~50cm、幅5~15mm、中脈は盛り上がり、太くはっきりしたすじとなる特徴がある。高さ40~80cmの花茎をだし、
赤紫色で10~13cmの花を開く。外花被片は3個で楕円形、先は垂れ、基部は黄色。内花被片は小形で直立する。ハナショウブの原種である。
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花壇でも育つジャーマン・アイリス(アヤメ科アヤメ属:4~5月開花)も咲き出しています。
根茎性で、外花被片にひげ状の突起をもち、草丈70cm以上、多くは80cm~1m。
根茎から出る葉は剣状で、60~80cm。長く直立した花茎上部に1輪ずつ大輪の花を咲かせ、8輪ほどつける。花径は18~20cm。
花色は白、黄、オレンジ、ピンク、赤、青、紫、茶、黒など。また内、外花被片で花色の異なるもの、花被片にひだや波打つものもある。多くの種から交雑により変化にとみ、
これらの種、品種を総称してジャーマン・アイリスという。
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花壇でも育つダッチ・アイリス(アヤメ科アヤメ属:4~5月開花)も咲き出しています。
別名:キュウコンアイリス・オランダアヤメ
スパニッシュ・アイリス(I. xiphium)を中心にて、イリス・ティンギタナ(I. tingitana)、フォンタネシィー(I. fontanesii)などが交雑され、オランダで作出された球根アイリス。
球根は紡錘形で、秋に数葉を出し、中央から剛直な花茎を伸ばし、茎頂に数花をつける。花色は白、黄、青などと内、外花被片により色の異なる品種がある。
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by poron_55 | 2008-05-10 09:29 | ┃┣山田池公園
山田池公園の各花壇で4月末に咲いていた園芸花
山田公園の各花壇には多くの園芸花が植え込まれています。
先月末に公園を1周散歩・・・多くの園芸種が開花していましたが、その中から一部分をご紹介いたします。

南側公園のクィーンズランド庭園ではリナリアが満開になっていました。
背部のつる性の黄花はカロライナジャスミンです。
リナリア(ヒメキンギョソウ):ゴマノハグサ科リナリア(ウンラン)属(4~5月開花)
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そのカロライナ・ジャスミンは大変に甘い香りを漂わせていました。
カロライナ・ジャスミン:マチン科ゲルセミウム属(4~5月開花)
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同じくクィーンズランド庭園ではヤグルマギクも満開でした。
ヤグルマギク:キク科ヤグルマギク属(4~5月開花)
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同じく南側公園のコテージガーデンではフイリアマドコロが満開でした。
フイリアマドコロ:ユリ科アマドコロ属(4~5月開花)
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北側公園の西花壇でも多くの園芸花が咲き出していました。
チューリップ(白):ユリ科チューリップ属(4~5月開花)
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ハナビシソウ:ケシ科ハナビシソウ属(4~5月開花)
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アグロステンマ(ムギセンノウ):ナデシコ科アグロステンマ属(4~5月開花)
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シラー・カンパニュラータ(青):ユリ科シラー(ツルボ)属(4~5月開花)
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クリサンセマム・ノースポール:キク科キク属(12~6月開花)
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水辺広場ではクリサンセマム・ムルチコーレ:キク科コレオステフス属(2~5月開花)
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シラン:ラン科シラン属(4~5月開花)(西花壇ですが、今は梅林でも咲き出しています。)
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by poron_55 | 2008-05-07 09:18 | ┃┣山田池公園