例年のことながら、市大付属植物園の桜山では3月下旬から彼岸桜・江戸彼岸をはじめ多くの枝垂れ桜が開花していました。
(里桜系の開花は少し遅れて4月中旬からとなります。) 同時にこの時期(3月下旬)に開花していました樹木の花々も楽しみましたのでご紹介いたします。 一方、園内の野草花ではカタクリ・キクザキイチゲ・ムラサキケマンなども見られました。 桜山(南側)ではヒガンサクラ(彼岸桜)(:別名コヒガンザクラ)は満開でした。 同じく桜山(南側)では多くの枝垂れ桜が今年も満開になっていました。 その枝垂れ桜の中から。花弁は一重でした。 一方、桜山(北側)でも高木の枝垂れ桜が満開になっていました。 近寄ってみると一重花弁でした。 一方、園内奥の池縁にも枝垂れ桜の古木(イトザクラ)が開花を始めていました。 この桜も近寄ってみると一重花弁でした。 ユリノキ広場でも高木のエドヒガン(江戸彼岸)が開花していました。(左側の斜めの木) エドヒガン(江戸彼岸):落葉高木 科目・属:バラ科サクラ属 学名:Prunus pendula form.ascendens 別名:アズマヒガン・ウバヒガン 花期:3下旬~4月上旬 撮影:大阪市立大学付属植物園(2009/03) 山地に自生する。葉は互生し、長さ6~12cmの長楕円形で、葉柄とともに軟毛がある。先は尾状に長くとがり、ふちには鋭くとがった鋸歯がある。 腺点は基部に近い葉のふちにある。3月下旬~4月上旬、葉が出る前に淡紅色まれに白色の花が2~5個散形状に咲く。花は5弁で直径2.3~3cm。 小花柄、萼筒、花柱の下部に毛がある。果実は球形で紫黒色に熟す。 用途:庭木、薪炭、接ぎ木の台木 分布:本、四、九、朝鮮、中国、台湾 園内のマグノリア園では洋種モクレン(サラサモクレン)とタムシバが満開になっていました。 洋種モクレン(サラサモクレン)(:モクレン科モクレン属)の開花 タムシバ(:モクレン科モクレン属)の開花 花木園では木瓜の花や日向水木が満開でした。 マボケ(:バラ科ボケ属) カンボケ(:バラ科ボケ属) カントンボケ(:バラ科ボケ属) ヒュウガミズキ(日向水木):マンサク科トサミズキ属 ウンナンオウバイ(別名:オウバイモドキ):モクセイ科ソケイ属 野草種では、今年もカタクリ(ユリ科カタクリ属)の花が咲き出していました。 キクザキイチゲ(:キンポウゲ科イチリンソウ属)です。 ムラサキケマン(:ケシ科キケマン属)です。 大阪市立大学付属植物園へのアクセス(桜マークをマウスオンで出てくるテキストから同HPへリンクしています。)
by poron_55
| 2009-03-29 09:45
| その他公園・植物園
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