初秋とともに山田池公園の散策で野草種の開花が目立ってきました。
最近の公園散歩で見ました野草種の開花・・・その一部を紹介します。 散歩道ではいたるところで「エノコログサ」の開花です。 エノコログサ:1年草 科目・属:イネ科エノコログサ属 学名:Setaria viridis 花期:8~11月 撮影場所・年月:山田池公園・2017/09 平地に普通に生える1年草。関東ではネコジャラシとも呼ぶ。 茎は50~80cmとなり、先端に長さ3~8cmほどの緑色で円柱状の花穂をつけ、先はやや垂れる。 小穂は長さ約約2mmでつけ根に長さ6~8mmの苞(のぎ)を数個つける。 生育地:道ばた、空き地 分布:日本全土 (山と渓谷社:日本の野草よりより ) キツネノマゴ:1年草 科目・属:キツネノマゴ科キツネノマゴ属 学名:Justicia procumbens var.leucantha 花期:8~10月 撮影場所:山田池公園・2017/09 野原や道端などにごく普通に見られる10~40cmの1年草。茎はまばらに枝分かれし、葉とともに短い毛が生えている。 葉は対生し、長楕円形で長さ2~5cm。枝の先に穂状の花序をつけ、淡紅紫色の唇形の花をつける。 生育地:山野 分布:本、四、九 (山と渓谷社 :日本の野草より ) 科目・属:ツユクサ科ツユクサ属 学名:Commelina communis 花期:6~9月 撮影場所:山田池公園・2017/09 高さ20~50cmの1年草。葉は卵状披針形で互生する。2枚の緑色の苞葉にはさまれるようにして青色の花を開く。 生育地:畑、道ばた 分布:日本全土 (山と渓谷社:日本の野草より ) 科目・属:キク科タカサブロウ属 学名:Eclipta prostrata 花期:7~9月 撮影場所:山田池公園・2017/09 水田のふちや川べりなど人くさいところに多い高さ20~70cmの1年生の雑草。 葉は対生して、茎とともに毛があってざらつく。 頭花は1cmくらいで、白色の舌状花と筒状花からなる。 そう果は熟すとこぼれやすく、水に運ばれてふえる。 生育地:湿地 分布:本、四、九、沖 (山と渓谷社:日本の野草より ) イノコズチ:多年草 科目・属:ヒユ科イノコズチ属 学名:Achyranthes japonica 別名:ヒカゲイノコズチ 花期:8~9月 撮影場所・年月:山田池公園・2017/09 林下や竹やぶなどに多い多年草。和名は猪の子槌(いのこずち)で、節高の茎をイノシシの膝頭に見立てたものであろう。 茎は高さ50~100cmになる。枝はまばらにでて広がり、葉とともに対生する。 葉は長楕円形で両端がとがり、短い柄がある。枝の先に細い穂状花序をつける。 花被片は長さ4~5mm。小苞は針状の狭い披針形で2個あり、基部に約1mmの白い半透明の付属物がつく。 生育地:山地 分布:本、四、九 (山と渓谷社:日本の野草より ) 科目・属:カタバミ科カタバミ属 学名:Oxalis corniculata 花期:5~9月 撮影場所・年月:山田池公園・2017/09 ごく普通に見られる多年草。世界の温帯から熱帯にかけて広く分布する。茎や葉に蓚酸を含んで酸味がある。 茎はよく枝分かれし、下部は地面をはい、上部は立ち上がる。葉は3小葉からなる。 葉のわきから散形花序をだし、径8mmくらいの黄色の花をつける。 蒴果は円柱形で、熟すと多数の種子を弾き飛ばす。 和名は傍食(かたばみ)で葉の一方が欠けているように見えることによる。 サワギキョウ:多年草 科目・属:キキョウ科ミゾカクシ属 学名:Lobelia sessilifolia 花期:8~9月 撮影場所・年月:山田池公園・2017/09 山野の湿地などに生える多年草。しばしば見事に群生している場所がある。 茎は中空で50~100cmほどになり、無毛で枝分かれしない。 葉は無柄で互生し、披針形でふちにはこまかい鋸歯がある。 茎の上部に総状花序をつくり、濃紫色で長さ3cm内外の唇形の花をつける。 上唇は2深裂、下唇は3深裂し、ふちには長い軟毛がまばらに生えている。 生育地:山野 分布:北、本、四、九 (山と渓谷社:日本の野草より )
by poron_55
| 2017-09-15 13:31
| 植物図鑑・野草種
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