アキグミ(秋茱萸):落葉低木
科目・属:グミ科グミ属 学名:Elaeagnus umbellata 花期・果期:4~5月・10~11月 撮影:山田池公園(2007/05・2007/10) 日当たりのよい川原や原野に群生することが多い。よく枝分かれして高さ2~3mになる。若枝は灰白色の麟片におおわれる。 葉は互生し、長さ4~8cmの長楕円状披針形でふちは全縁。葉の裏面と葉柄には白い麟片が密生する。 4~5月、葉脇に白い花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7mmの筒型で白い麟片におおわれ、はじめは白いが、のち黄色に変わる。 果実は直径6~8mmの球形で10~11月に赤く熟し、やや渋いが、食べられる。グミの仲間は全体に麟片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。 筒状の萼の先端が4裂して花弁のようにみえる。雄蕊は4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。 雌蕊は1個で、子房は萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。 用途:庭木、器具材 分布:北(西南部)、本、四、九、沖、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ、カラコルム 果実が熟してきました。 5月の開花の様子です。
by poron_55
| 2007-10-29 08:21
| 植物図鑑・樹木種
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