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ハナミズキ(花水木)の果実が真っ赤になっています。(更新)
ハナミズキ(花水木):落葉小高木~高木
科目・属:ミズキ科ミズキ属
学名:Cornus florida
原産:北米・メキシコ
別名:アメリカヤマボウシ
花期・果期:4~5月・10~11月
撮影:山田池公園(2009/04・2015/10)

米国東海岸からメキシコにかけて分布する。日本には明治中期に渡来した。1912年に当時の東京市長、尾崎行雄がワシントンにサクラを贈り、
その返礼に東京に贈られた木としてよく知られている。最初は植物園や公園に植えられる程度だったが、最近では庭木や街路樹として各地に植えられ、
花が赤色や黄色のもの、斑(ふ)入り葉など園芸品種も多い。米国のバージニア州、ノースカロライナ州の州花。英名はFlowering Dogwood
高さ5~12mになり、よく分枝する。樹皮は灰黒色で、マツの樹皮のような細かな亀裂が入る。若枝ははじめ毛があり、紫褐色を帯びる。
冬芽は緑色を帯びた赤褐色の麟片に包まれ、側芽は対生する。葉芽は長さ3~7mmの卵形で先はとがる。花芽は枝先につき、直径約6mmの半球形。
葉痕(ようこん)は三日月形または半円球で、葉柄の一部が残る。葉は長さ7~15cmの卵形または広卵形で全縁。先はとがり、基部は広いくさび形または円形。
裏面は粉白色を帯び、脈上に毛がある。即脈は6~7対ある。秋に美しく紅葉する。4~5月、黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつくる。
白い花弁状の総苞片は広倒卵形で長さ4~6cmと大きく、先端はへこむ。果実は核果で長さ約1.2cmの楕円形。
枝先に数個集まってつき、10月ころ光沢のある深紅色に熟す。種子は2個あり、長さ約1cmの紡錘形で淡褐色。

真っ赤になったハナミズキの果実
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4月に咲いていましたハナミズキの花(白)
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花序部分
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ベニバナハナミズキも咲いていました。
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ハナミズキ(花水木)の果実が真っ赤になっています。(更新)_c0137342_18593015.jpg


by poron_55 | 2015-10-02 10:21 | 植物図鑑・樹木種
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